TOEICリーディング満点対策
僕自身はTOEICで満点は取ったことがありませんし、TOEICリーディングの満点経験もありません。
そこまでTOEIC満点を取りたいとも思っていません。
ただ、僕が今教えてもらっている先生(TOEIC満点講師)がよくTOEIC満点を目指している人向けに言っているアドバイスがあり、それがためになりそうなのでブログに書こうと思います。
先生からの許可は頂いております。
まずは800点を取ろう
その前に、この方法はTOEICですでに8割以上のスコアを取れる人向けのものなので、そうじゃない人はまずTOEIC800越えを目指してください。
TOEIC800点以上は、公式問題集を繰り返して解いたり、テクニック本を読んでみれば誰でも取れるようになります。
僕はスタディサプリを1か月半しただけで、TOEIC800点を取れました。
TOEIC800点を取れる人は、リスニング・文法・リーディングでがっちり基礎ができており、応用問題も多少は点を取れるという実力者です。
特にリーディングは時間が足りなくて、間に合わなかったということもほとんどない人のはずです。
そういった実力がある人じゃないとこのアドバイスは意味がないようです。
ゆっくり問題を解こう
文法問題はひとまず置いといて、長文問題のアドバイスだけ話します。
先生のアドバイスは単純で、ゆっくり、そして丁寧に問題を解きなさいというものです。
元々、英文を読むスピード自体は速いのですが、設問を解くときに抜けがあったり、確認不足があるのが800点台の人たちであり、速読の練習をするよりは、あえて問題を丁寧に解くほうが良いと勧めています。
間違いはなぜ間違いなのかも解説してみる
TOEICは4つの選択問題なので、何となく感覚で選んで解いても正解になるときがあるのですが、それが学習者の障害になるのだそうです。
リスニングはすべてを丁寧に聞く必要はなく、キーワードを拾えさえすれば良いのですが、リーディングはそれでは高得点は取れません。
センター国語や大学入試の現代文の対策と同じように、どこに根拠があるのかを丁寧に探す訓練をしなければいけないそうです。
そして、できれば間違いの選択肢がなぜ間違いなのかも解説してほしいと言うのです。
TOEICの間違った選択肢には以下のようなパターンがあります。
①本文に全く書かれていない
②部分的に正しいが、残りは明らかな間違い
③正しそうだが、言い過ぎ・大げさな表現
④正しそうだが、他の選択肢と比べて根拠が薄い
特に、③と④の選択肢はやっかいで、こういった選択肢があっても、ちゃんと正解できるかどうかでリーディングのスコアは大きく変わるみたいです。
ただし、注意してほしいのは、あくまで丁寧にゆっくりやるのは、問題を解くときだけであり、本文を読むこと自体はいつも通りのスピードで取り組んでほしいそうです。
英検1級の語彙力を付けよう
また、先生はできれば英検1級の語彙力も身に着けてほしいそうです。おすすめの単語帳はパス単です。
「なぜTOEICなのに1級?」と思うでしょうが、英検1級の単語を覚えると、小説や映画などが楽しめるレベルの語彙力、つまりあらゆる場面で使える語彙をマスターできるので、当然TOEICでも応用できるのだそうです。
僕もかなり勧められて、いやいや暗記を始めていますが、意外とTOEICにも1級の単語が出るときがあり、確かに知らないよりは知ってたほうがいいかもと最近は思っています。
金のフレーズなどをマスターした人は、英検1級のパス単もチャレンジしてみてください。
難易度の高い問題を解こう
そして、当たり前ではありますが、やはり難易度の高い問題集の購入をお勧めしています。
本番と同じ形式だけど本番よりも難しい問題を解いてみるのです。
僕はこちらの本をとりあえず勧められて、すでに購入済みです。

【新形式問題対応】 TOEIC(R)テスト リーディングだけ 300問
- 作者: ハッカーズ語学研究所
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2016/12/19
- メディア: 単行本
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TOEIC大国韓国の会社が作成した本番よりも難易度が高い問題集です。ぜんぶでリーディング3回分あり、どの問題もいい意味で手ごわいです。

TOEIC(R) テスト BEYOND 990 超上級リーディング 7つのコアスキル
- 作者: テッド寺倉,ロス・タロック
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2015/10/28
- メディア: 単行本
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こちらは僕はまだ購入していませんが、先生はお勧めしています。
これは先ほど紹介した韓国の会社が作った別の問題集です。
後は、990点向けのTOEIC対策本もおすすめしています。
もちろん、これら紹介した本じゃじゃなくて自分が好きなものでもいいそうです。とにかく、大切なことは丁寧に問題を解くことだそうです。
参考になったでしょうか?
もしもTOEIC900越えや満点を狙っている人がいたら、この記事を紹介してみてください。